年度初め 生き抜くこと
お疲れ様です。
相棒税理士の齊藤大介です。
本日は、4月1日、いわゆる年度初めですね。
国家の年度が4月はじまりなので、それに合わせて4月1日を
年度初めにされる会社様が多いですね。
つまり、3月決算(3月年度末)の会社さんが、多いということになります。
事業をするにあたって、個人事業主として活動されると暦通りに1年間の
収支を計算して、儲かっていると所得税が課されることになります。
良く耳にされると思いますが、「確定申告」にて儲けの金額を、申告して
納税することになります。
法人として事業を行えば、暦通りに1年間を区切る必要はなく、自由に
決めれることになります。
1月から12月のいつでも決算期は、自由ですし、月末ではなく、20日などを
年度末にすることも出来ます。
それでも、前述したように、3月を年度末にする会社さんが非常に多いです。
そのため、税理士事務所では、3月決算の法人のお客様の決算申告をするため、
5月が忙しいことになります。(原則として2ヵ月後が申告期限)
上場企業ですと、申告期限が届出によって1ヵ月延長されるので、6月末が
申告期限となって、1月期限が延びるのですが、
逆に大手企業になると、株主に対しての、決算発表、それに伴う監査法人の監査も
スケジュールなどあることから、
4月の1週目から2週目までには、税務申告書を作成していました。
(提出するのは、2ヵ月半後ですが…)
前職で勤務していたときは、東証一部の上場企業様を担当していたこともあって、
4月が凄まじく忙しかったことを覚えております。
そういったことから、年度初めは、毎年これからまた、忙しくなるな~と思っていたのですが、
今年は、直前で震災もあったことから、例年とは違う気持ちの持ち様で迎えました。
さきほど、教育評論家の尾木先生の出演されていた番組を見ていまして、先生が、
中学生に講義をされていて、
その中の、過去に、中学生が亡くなったときの、とても仲の良い親友の
お別れのお手紙の内容に目頭が熱くなりました。
尾木先生は、
その彼と友人は、「あの世」と「この世」違う世界でもつながっている。
普通に考えれば、あり得ないけど。
誰かとつながっているという思いは、百万馬力になる。
自分を責める必要はなく、
今の自分を精一杯生きることが大切。
生きている以上、生き抜くことが大切で、
いろいろ思い悩むより、楽しんで生きることも必要
とおっしゃってました。
ご覧になっていないと、上記の言葉だけでは、脈絡を掴めないと思いますが、
年度の初めに良い番組を見たと思いました。
今年度は、今まで特に繁忙期がそうでしたが、惰性に生きるのではなく、
生きることへの関心をたかめ、人のつながりの感受性を高めていきたいと思う次第です。