草食系 名探偵
お疲れ様です。
相棒税理士の齊藤大介です。
昨夜は、浅見光彦シリーズをテレビでやっていましたね。
私は、昔から浅見光彦のファンで、ファンクラブの浅見光彦倶楽部
にも入っているくらいです。
名探偵ですが、どこかひよわで頼りなさがありますが、事件に対する執着心、洞察力は目を
見張るものがあって、
愛車のソアラで日本を駆け回るといった感じです。
お兄さんが刑事局長という超エリートに対して、親のすねをかじるルポライターといった設定も面白いです。
母親に縁談を心配され、もてないわけではないけど押しが足りないで、毎回終わってしまう感じです。
私がファンになったのは、中学生のときの国語の先生に進められたのが、きっかけです。
そのときは本の面白さを感じはじめてきた年頃でしたので、立て続けに夢中で何冊も
読んだのを記憶してます。
長く愛され続けているのは、他のミステリー小説と違って完全でない主人公ですが、
ストーリーの中で、何気ない優しさが垣間見える振る舞いがあるからだと思います。
いまの言葉で云えば、典型的な草食系男子みたいなのでしょうか。
私達が、お仕事をしている税務の世界は、法律で固められたものに基づいて
税金の計算をしたり、会社が行う取引に対しての税務的な見解をまとめるのが
主なお仕事になりますが、時に井の中の蛙のような感触を感じます。
狭い世界の中で模索している錯覚にも陥ります。
柔軟性と吸収力を養いつつ、浅見光彦ではないですが、
偏よりなく、社会的にも長く愛される税理士事務所に
していかねばなと思う次第です。
相棒税理士 齊藤大介